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愛知大学 様

グローバルラウンジのシンボルとして
サイネージを活用した世界時計を設置

愛知大学様は2017年4月にオープンするグローバルラウンジに設置する世界時計をご検討されていました。当社はAVシステムのノウハウを活かして、液晶テレビブラビアを使ったサイネージによるこれまでとは違う世界時計をご提案し、設計施工を行いました。

導入背景


 愛知大学様では名古屋校舎厚生棟5Fを改装し、2017年4月にグローバルラウンジ(以下ラウンジ)をオープンしました。当社ではそのシンボルとして、サイネージを活用した世界時計を設置いたしました。

固定の世界時計から
サイネージの世界時計へ

 当初、愛知大学様ではラウンジのシンボルには、いわゆる固定の世界時計をイメージされていましたが、検討を進める中で、ブラビアによるサイネージを活用した世界時計を提案いたしました。理由としては、新規オープンするラウンジにふさわしい新しいシンボルである、表示言語やメンテナンスに関して柔軟に対応できる、といった点があげられます。
 制作過程でも、表示する都市の変更といったご要望に柔軟に対応できたのは、サイネージの強みでした。

ラウンジの環境に合わせて
デザインにこだわる

 ご提案の際には、様々なデザイン案を検討し、最終的には設置する場所に合わせて、シンプルなデザインが採用されました。協定校がある10都市の時間を9言語(英語2か所)で表示し、自転しているように世界地図をスクロールさせました。HTMLとJAVAスクリプトで作成し、写真の差し替えやスライドショーのスピードを簡単に変更できるようにしました。
 また、コンテンツ配信ソフト「ブラビアサイネージ」の機能を活用して、各言語で作成したhtmlファイルを管理サーバに登録することで、自動的に各言語の世界時計に切り替わるように設定できます。

デザイン案の例

グローバルラウンジの掲示板に設置された世界時計

コンテンツ配信ソフト「ブラビアサイネージ」を使って管理サーバにhtml ファイルを登録することで、サイネージコンテンツとして世界時計を表示している。

ユーザーの声

異文化の雰囲気作り
世界時計によって

世界時計の前でインタビューにお応えいただいた
国際交流課課長高桑昭郎様

  2017年4月にスタートした新体制の目玉としてグローバルラウンジを開設しました。学生や留学生、時には教員も交えた交流の場を想定しています。ここを拠点にして国際交流を目指していきたいと考え、その環境整備の一環でラウンジのシンボルとして世界時計を設置するというアイデアや多言語で表示するというアイデアも出ました。
 一方で、海外のゲストを招く場としても想定しています。そのためゲストの国に関連したものがそこにあることで、心理的な距離感を縮めたいという思いもあり、世界時計は非常にマッチしています。
 世界時計は大きな画面でインパクトがありますが、白をベースにした上品で清潔感があるデザインは、どんな部屋にも、どんな家具にも合わせやすく好評でした。異文化や海外のイメージを感じる雰囲気作りに貢献していると思います。
 今回導入した世界時計やブラビアによるサイネージは、もっと活用の幅を広げることができると思います。留学生が撮影した自国の写真を表示することで、彼らの文化を知ったり交流したりするきっかけが生まれるかもしれません。もっと動画を流したり、留学した学生の報告会に利用するのも良いかもしれません。表示している都市の協定校と通話や通信ができるようになれば、世界時計でコミュニケーションが広がると思います。
 世界時計やサイネージのようなデジタルアイテムは、今後はますます必須になります。電子さんにはグローバル化を進めていくためのツールなど紹介して欲しいと思っています。

グローバルラウンジのシンボルとして
多言語に対応した世界時計を制作

必須ポイント
 ●グローバルラウンジを象徴する世界時計
 ●愛知大学の協定校がある10都市・9言語で表示
 ●メンテナンスを行いやすい構造
成約の決め手
 これまでにないサイネージコンテンツの「世界時計」を
新しいラウンジの将来性を表すシンボルとして
ご提案したこと。

●名称:愛知大学  ●所在地:愛知県名古屋市中村区平池町4-60-6
●学長:川井伸一 ●学生数 : 10,116人
●学部:法、経済、経営、現代中国、国際コミュニケーション、文、地域政策の7学部と短期大学、大学院
●URL : http://www.aichi-u.ac.jp

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